旧軽井沢にある個性派ラグジュアリーホテル✨ 旧軽井沢KIKYOキュリオコレクション by ヒルトン

ホテルライフ
軽井沢は標高1000mに位置することから、夏でも涼しく避暑地として昔から栄えていました。1997年には北陸新幹線(長野新幹線)が開業し、首都圏からのアクセスも便利になりリゾート開発も進んだことで、通年を通して人気の観光地として成長しました。
そんな人気リゾート地“軽井沢”には多くのホテルがありますが、今回はヒルトン系ホテル「旧軽井沢KIKYOキュリオコレクション by ヒルトン」に宿泊しましたので、ご紹介したいと思います。
こだわりのホテルチェーン “キュリオコレクション”
「キュリオコレクション」というブランドはヒルトン系ブランドの1つで、“地元ならではの魅力や本物の体験を求めるお客様のために、ヒルトンが吟味し、セレクトしたホテル・コレクション”というコンセプトです。
このホテルは部屋数を50室にしぼり、約9割が40㎡以上の部屋とすることで、快適に過ごせる空間を確保しているほか、ホテル内装デザインやレストランの食材などに「軽井沢」ならではの魅力を感じさせてくれます。
旧軽井沢の別荘地の一角に佇むラグジュアリーホテル
今回宿泊した「旧軽井沢KIKYOキュリオコレクション by ヒルトン」は、軽井沢駅と旧軽井沢銀座の間に位置しております。大通りから脇道に入った場所にあり、すぐ隣は静かな別荘地となっているため、落ち着いて過ごすことができるエリアです。
北陸新幹線軽井沢駅から徒歩15分ほどの距離にあるため、送迎車による送迎サービスがあります。2台ある送迎車はメルセデスベンツのV350とE200を使用しており、まさに「駅に降り立った瞬間からホテルのストーリーが始まる」という言葉にぴったりのサービスです。なお、車で来た場合には、バレーパーキング方式となり、スタッフの方に車の鍵を預けることで別の駐車場に移動してもらえます。(高級車が多いからでしょうか…?)
チェックインはラウンジで✨ スイーツとともに
ホテルに入ると「KIKYOラウンジ」へ案内され、チェックイン手続きをします。「KIKYOラウンジ」はヒルトンオナーズ専用ラウンジになっており、ヒルトンオナーズであればステータス(利用実績)にかかわらず誰でも利用でき、アルコール含む一部のメニューが無料です。当日でもヒルトンオナーズに入会できるうえ年会費無料なので、なっておくことに損はないと思います。
今回はウェルカムドリンクとしてビールをいただきました。ビールは“エビスマイスター”というエビスビールの中でもプレミアムな銘柄が用意されているところもうれしいところ。
また、ドリンクと合わせてちょっとしたおつまみ(スイーツ?)も用意されています。オリーブやアメリカンドックの一部(?)のようなもの、マカロンやチーズケーキといったお菓子が少しずつワンプレートで提供されます。そう…“少しずつ”…(- -;;)
部屋数は全部で50という少なさ。アメニティもこだわり
先述したとおり、このホテルの室数は50と少なく、その分1室1室が広くなっています。今回は56㎡ある「プレミアムルーム with Tatami corner」(ホテル内に3室のみ)に宿泊しました。宿泊したのがゴールデンウィークだったこともあってか、残念ながらアップグレードはありませんでした。
この部屋は2ベッドが設置されている洋室と畳敷きの和室が1つとなった和洋室となっており、ゆったり過ごせる空間となっています。
アメニティも非常に豊富に取り揃えられています。中でもシャンプー・コンディショナー類については「Madison Margiela(メゾンマルジェラ)」というパリのファッションブランドのものが用意されています。
また、部屋にはミネラルウォーターやエスプレッソマシーン、缶ビールやお菓子類が用意されています。通常であれば部屋付けで料金がかかるものですが、このホテルの場合は部屋にある食べ物・飲み物については全て無料です。
スパはアメニティが充実✨ フィットネスも併設
フィットネスはそこまで大きくありませんが、ランニングマシーン、サイクリングマシーン、バランスボール、ダンベルなどが一通りそろっています。フィットネスで軽い運動で汗を流してからスパへ、といった感じの使い方でしょうか。
スパ(大浴場)は木と石を基調とした幻想的な雰囲気となっています。温泉ではないようですが、広いお風呂があるのは嬉しいところです。写真は載せられないので公式HPをご覧いただければと思います。ちなみに、洗面台にはDysonのヘアドライヤーが備え付けられています。
いずれもタオルは揃っているので、部屋からタオルを持っていく必要はありません。
ヒルトンオナーズ会員なら利用できる👍 充実のカクテルタイム
「KIKYOラウンジ」は13〜22時まで利用することができ、一部のメニュー(アルコール含む)がフリードリンクとなります。他のホテルは、カクテルタイムが2時間〜3時間というところが多いですが、ここは太陽の高いうちから夜寝る前までいつ来ても飲むことができる、かなり太っ腹なラウンジと言えます。
フリードリンクメニューは、地元長野産のワイン・ジュースを多く揃えており、「地元」を大事にする「キュリオコレクション」ならではのこだわりです。フリードリンク以外にも有料でカクテルなどの用意もあるほか、食事も頼めるようです。
メニュー一つをとってもこだわりがある、軽井沢ならではの朝食🍴
このホテルに宿泊する楽しみの一つとも言える、こだわりの朝食についてご紹介します。
朝食会場は1階のKIKYOラウンジ横にあるレストラン「SORINOTE」でいただきます。
基本的にはブッフェ形式となっていますが、卵料理はメニューからリクエストする形になっています。選択できる卵料理は4種類ですが、リクエストがあればこの他にも可能な限り対応いただけるようです。
今回、卵料理は「クロックマダム」を選びました。「クロックマダム」はトーストのうえに半熟卵とチーズがのっている料理で、卵にナイフを入れると半熟卵がトロッと流れ出し、トーストとチーズを合わせて食べればもう至高の瞬間(^^)
この他にも、軽井沢の有名店「浅野屋」のパンやそれを焼くためのバルミューダのトースター、田七屋のジャム、軽井沢ベーコンなど、こだわりのメニューが揃っています。品揃えは他のホテルと比べると若干少ないかと感じるかもしれませんが、一品一品が充実しているので、非常に満足感を得られると思います。
なお、ご飯・味噌汁は無いので、朝食がご飯派の方は少し気になるかもしれません…。(軽井沢ベーコンをご飯に乗せて食べたい。。。)
いかがでしたか?
いかがでしたか? このホテルは、軽井沢をアクティブに楽しむというよりかは、何もせずにゆっくり過ごす時間を楽しむスタイル、まさに別荘のような利用の仕方が向いていると思います。都会の喧騒を忘れて、たまにはこういうところでゆったりとした時間を過ごすのはいかがですか?
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